私はエンジンの載せ換えは経験済みですが、バラした事はありません。初体験
ですので怖いですね、ぶっ壊す心配もあるし…

そ〜んな事はひとっつも思いませんでした(笑)
なんとかなるでしょ!テキトーテキトー!

まずはテキトーにバラしてみます。
偽DOCHヘッドが邪魔ですね(笑)

  

  「はぁ?何コレ?」

コレが販売されてた意図が分かりません(笑)
このエンジンは元々解体屋で丸々1基買ってきたのですが
(ボアアップキットは新品を組んでもらった)
しかし、なんでこんなもんを付けてたんでしょうね?前オーナー…
確かに目立つけど…金出して欲しくはないなぁ…


 
              ケース側にコイルがある

 カムスプロケを外す作業

右のフライホイールを固定してカムスプロケのボルトを外します。

ヘッド取りました

ココまで外しとカムスプロケ・チェーンがエンジン内部に落ちる恐れがあるので
私は棒を刺して防いでます。 ちなみに台は一升瓶ケース、何かと便利ですよ。


左がC90 右がC50

バラしてて気付いたのですが、このエンジンは、古いタイプ(6Vの頃?)のC90の
ヘッドがついてました。しかも、削って圧縮を上げてあるし…
だからヘッドとシリンダーの間にステンガスケットが2枚入ってたのね…
けど、ヘッドも移植決定〜♪ パワーが出そうだし、この際耐久性は無視で(笑)

ピストン洗浄中〜

ピストンはやはりカーボンが溜まりまくっていたので「キャブクリーナー」でキレイに
します。コーヒの空き瓶を台にしてます。


今度は逆の手順で組んでいくのですが、ガスケット類・クリップ類は新品を使用す
るのが良いそうです。最初は再利用するつもりだったのですが、チャットでいつも
話している方々から「新品のほうが良い」との助言を頂きましたので、新品を使用
することにしました。


うふふ…

そんなこんなでC50への移植も完了して、試動させてみます。
キャブはとりあえずC50ノーマルを使用、ついでにファンネル(笑)

ブルルッ(キック)・・・
ど・ど・ど・ど・ど・ど…

キック1発でかかりました!!
あんだけ、テキトーに組んだのに、この文もテキトーなのに(笑)
エンジンがかかりました!!凄いですやったぜ俺!!
やはり自分で組むと感動が違いますね!!


さて、試運転です。初めての感想は・・・

「上が廻らな〜い」

燃調が合ってない時の不調の感じとも違うし・・・初めての廻り感です。
この時は、全然原因がわかりませんでしたが、
後にボアアップをしたことにより点火時期のズレが発生したそうです。

この問題の解決方法は
フライホイールのTマークとカムスプロケのOマークをずらして調整します
私は点火時期を2コマ進める事により解決しました。



そんなんで「85ccボアアップ」編は終了します。
ココを読んでマネしようという奇特な方はいないでしょうが
マネして何が起こっても知りません(笑)
キチンとしたい方は、他の人のページをマネしてください。




使わなかった画像集(笑)

タクトとの2ショット 

PC20も付けたよ。この頃はファンネル。